明石プラスチック工業株式会社
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樹脂プーリー時代に先べん

(日刊工業新聞社ーNKアイズより)
電動サーボ射出成形機に採用 他の産業機械へも
 明石プラスチック工業の開発した熱硬化性樹脂製プーリーが、2001年7月に東洋機械金属の最新電動サーボ射出成形機に採用され、話題を呼んでいる。電動サーボ射出成形機の動力伝達はこれまで、アルミや鉄製のプーリーとタイミングベルトが使われてきたが、軽量化による省エネ効果や騒音の軽減を狙って樹脂プーリーの開発を進めてきたもの。15秒サイクル、24時間の連続ショットなら通常の基礎判定基準を3倍も上回る3000万ショットに耐え、2001年9月末まで続いたこの実機テストはベルトの方が切れて終わった。東洋機械金属ではまずメンテの担当者が騒音の低さに注目。1000万ショットの時点で本採用が決まった。これにより、他の産業機械への搭載も大きく期待できる。


金属製と同等以上の機械的強度、鉄の5分の1、アルミの3分の2の軽さ

省エネ、騒音低減に大きな効果
 動力伝達用のプーリーは自動車や他の産業機械でも多用されている。明石プラスチック工業は93年に車のダイナモ用プーリーを、熱硬化性樹脂の圧縮成形で試作したことがある。その時点では見積もり段階までで、実用化に至らなかったが、神谷光郎会長にはピンとくるものがあった。
 「省エネ時代だから面白い。金属製と同等以上の機械的強度を備え、しかも鉄の5分の1、アルミに比べても3分の2の軽さ。熱硬化性樹脂のよさを生かせる分野がここにある」ー。ダイナモ用プーリーは樹脂プーリーへ着目するきっかけになり、96年にはその圧縮成形技術も完成した。
 しばらく満を持した後、東洋機械金属が開発中だった新しい電動サーボ射出成形機向けに、樹脂プーリーの採用を申し入れたのは99年の秋。2000年には「SiIIシリーズ」での使用が内定、同年春からは本格採用への最後の詰めとして実機搭載による連続ショット実験を継続、1年後には基礎判定基準を上回る2000万ショットも難なく通過する。
 これで採用への懸念はすべてなくなった。01年7月からは量産による樹脂プーリーの納入を開始している。


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